夢のマイホームと言いますが、家には大きいものから小さいものまでさまざまです。
今回は特に、小さい家、狭小住宅についてお話をしていきたいと思います。
狭小住宅の需要は本当にある？恥ずかしいと思っている人にアドバイス
自分が建てた家、購入した家が小ぶりのいわゆる狭小住宅である場合、恥ずかしいと思う人もいるようです。
なぜ、狭小住宅を恥ずかしいと思ってしまうのでしょうか？
人の目が気になる
やはり大きくて立派な家というものに憧れを抱く人が多い一方で、小さい家を見て隣近所の人や友人にどう思われるか、不安になってしまう人が少なくないようです。
人を招くスペースがあるか不安
たとえば幼稚園の友達親子を招いたりすることができるスペースはあるのか、くつろぐスペースがあるのかなど、不安に思ってしまう人がいます。
狭小住宅で恥ずかしいと思う理由の大半は、人の目を気にすることが原因になっているようです。
小さな家でも駅まで近かったり、買い物に便利な街だったりと、暮らしやすさの点では満足できることも多いはずです。
たとえ狭小住宅でも、自分たち家族が満足ならばそれで問題ないと思うことで、人の目は気にならなくなり、スペースについても不安に感じることはなくなります。
需要がある狭小住宅を建てる場合に後悔しない家づくりの方法とは
狭小住宅でも、家づくりを工夫すれば後悔することがなく、快適に暮らすことができます。
3階建てにする
家族の人数が多く床面積が狭い場合には、3階建ての家にするというのもひとつの方法です。
吹き抜けを作る
天井が低く圧迫感があると狭く見えますし、日当たりも悪くなってしまいます。
これらの対策のためには、上の部屋と下の部屋を仕切らずに吹き抜けにするのが効果的です。
風通しをよくする
中2階をつくるスキップフロアやスケルトン階段を設置することによって、風通しや日当たりのよさを確保することができます。
狭小住宅に需要があるもうひとつの理由！固定資産税の安さ
マイホームを持つと、固定資産税を支払う義務があります。
固定資産税は「一般住宅用地」と「小規模住宅用地」の2つに分けて課税額が決められています。
狭小住宅の多くが「小規模住宅用地」となり、税額が安く設定されており、家計への圧迫をそれほど心配しなくてもいいかもしれません。
税額を節約できるのも、狭小住宅の人気の理由のひとつです。
