令和3年4月から「ふるさと産品認定制度」が開始された千葉県柏市には、バラエティー豊かな特産品があります。
ところで、これから千葉県柏市への居住を予定されているみなさんは、市の特産品とはなにかご存じでしょうか。
そこで今回は、柏市の名産品とふるさと産品認定制度についてご紹介します。
千葉県柏市の特産品とは?
柏市は都心のベッドタウンでありながらも、駅から離れた場所には田畑が残る自然が豊かな環境とあって、農業が活発におこなわれています。
穏やかな気候を活かして作られたカブは、全国でも収穫量1位になるほか、「坊主知らずネギ」の生産地としても有名な地域です。
特に柏市でしか栽培されていない幻の野菜「根芋(ねいも)」は、市を代表する特産品の1つです。
また、柏市で生産された野菜を使用したクッキーやフィナンシェ、さらに市を代表するスイーツ「柏の葉」、「柏ゆうまい」なども特産品に挙げられています。
さらに、市内の牧場が製造加工する「柏ポーク」や、柏市にある醸造会社が販売するクラフトビール「柏エール」、さらにニッカウヰスキー社の日本酒なども有名です。
一方で、「関東牛刀」、「木釘」の製造地としても古くから知られており、株式会社五香刃物製作所の牛刀は匠の技と人気があります。
千葉県柏市の特産品を購入できる「ふるさと産品認定制度」とは?
千葉県柏市のふるさと産品認定制度は、市内で生産製造された農産物や食料品、伝統工芸品を市の産業発展の要として経済成長の促進を図るために、令和3年4月からスタートした事業です。
さらに、新規事業者の各事業への参入を促して、地域経済のさらなる発展を目指しています。
認定制度の対象品となるには、市のふるさと納税返礼品に登録されていることや、原材料を市内で生産して商品に製造加工しているものに限られます。
さらに、上記の条件をクリアしつつ市の魅力を消費者にアピールできるものであり、地域産業の発展につながる発信力のある品物が、ふるさと産品認定制度の特産品として認定されるのです。
実は、ふるさと産品認定制度が成功することは、全国に暮らすみなさんに柏市の魅力を伝えられるだけではなく、市内に暮らす方にとってもさまざまな恩恵があります。
なぜならば、こちらの制度を通じて多くの方が柏市の特産品を購入すれば、不足している税収減を寄附金で補えるため、医療や福祉の充実を期待できるためです。
さらに、税収入の増額は子育て支援、教育環境の拡大にもつながりますので、特産品が増えて地域が活性化することは、千葉県柏市に暮らす方にとってはうれしいメリットです。
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