憧れの「マイホーム」。
自動車を所有しているならもちろん、駐車場も設けたいところでしょう。
たしかに庭に駐車場があれば楽ですが、「施工費用はどれくらいになるのか」「施工法はどれを選べばよいか」は悩みの種になりがちです。
そこで今回は、施工法ごとのメリットとデメリットや、コストを抑えつつデザイン性に優れた駐車場を作る方法をご紹介します。
マイホームに駐車場を設けたい!地面の3つの施工法
駐車場の施工法には、大きく分けて3つの方法があります。
①砂利を使った方法
材料費が安く種類も豊富なため、「住宅の外観に合わせやすい」というメリットがあります。
DIYで駐車場を作る場合は、施工が簡単でコストも抑えられる砂利がおすすめです。
しかし、足場が不安定だったりお手入れに手間がかかったりするなどのデメリットはあります。
とはいえこれも、足音がするため「防犯性能が優れている」と捉えることも可能です。
②コンクリートを使った方法
コンクリートは管理が容易で、汚れてしまっても水で洗い流せるというメリットがあります。
デメリットは施工に手間がかかってしまう点と、費用が砂利の数倍はかかってしまう点です。
広さによって異なりますが、業者に頼むと約20万円前後は必要になります。
③アスファルトを使った方法
アスファルトを使うと仕上がりが美しくなりますが、経年劣化によって表面が剥がれてしまうこともあるのが欠点でしょう。
なお、費用は14万円ほどです。
このように、駐車場は「砂利」「コンクリート」「アスファルト」を使うのが一般的です。
マイホームの外観やお庭の雰囲気、費用、仕上がりを考慮して選びましょう。
マイホームにデザインのよい駐車場を!低コストで地面を施工するには?
素材によっては多額の施工費用がかかってしまうので、マイホームに駐車場をつくる場合には事前に計算しておきましょう。
実際、見た目の美しさからコンクリートを希望したものの、「予想以上の費用が必要で泣く泣く断念した」というケースは珍しくありません。
費用を抑えつつある程度美しい仕上がりにしたい、という方には砂利とコンクリートの併用をおすすめします。
つまり、タイヤが載る部分にのみコンクリートを敷き、それ以外の箇所には砂利を使うのです。
コンクリートの面積が少なくなるため、その分だけ費用も安くなります。
また、一面をコンクリート張りにするよりも適度に砂利を設けたほうがデザイン的にもよいです。