成人した子どもがいる家庭で、新築購入や現在所持している不動産で住宅の建て替えなどを検討する際に、親子で住宅ローンを組む「親子リレーローン」というものがあります。
この記事では、親子リレーローンとはなにか、メリット・デメリットについて解説します。
不動産購入時の親子リレーローンとはなにか
親子リレーローンとは親と子でひとつの不動産の住宅ローンを契約し、リレーのように返済を引き継いでおこなう契約を指します。
一般的な利用の流れ
●親子ローンを取り扱っている金融機関で申し込み
●仮審査
●本審査
●住宅ローン契約
●融資の実行と手続き
という流れになり、融資が始まると返済も始まります。
はじめは親が返済を進めていき、一定の年齢に達するか亡くなった場合などに、返済が子どもへと引き継がれます。
不動産購入時の親子リレーローンを利用するメリット
親子リレーローンのメリットは次に示すとおりです。
借り入れ可能額が多くなる
返済能力の判断基準となる年収が親子で合算となるため、借り入れ可能金額が多くなります。
返済期間に余裕ができる
二世代にわたって返済していくため、返済期間に余裕ができます。
親が高齢でも長期ローンを組むことができる
高齢が原因で返済期間の確保が難しい状況でも、長期ローンの利用が可能になります。
住宅ローン控除が適用される
親と子ども両方で住宅ローン控除が適用されます。
不動産購入時の親子リレーローンを利用するデメリット
デメリットは以下になります。
親の債務を子が負担することになる場合がある
親子リレーローンの場合、団体信用生命保険は子どもだけが加入する場合が多く、親が返済の途中で死亡した場合などは、残った親の債務を子どもが引き継ぐことになります。
相続税の対象となる
住宅ローンの対象となる住居を子どもの名義にすることで、親の返済期間中は親から子どもへの贈与という形になり、贈与税の対象となります。
相続人同士でのトラブル
兄弟が複数いる場合、親子リレーローンの影響で兄弟間で相続する財産に差が生じてしまい、トラブルになる可能性があります。
他のローンが組みにくくなる
親の返済期間でも、子どもは連帯保証人という扱いになっているため、別のローン審査のハードルが高くなります。
まとめ
親子での同居を前提に住宅購入をご検討される場合は、親子リレーローンを選択肢のひとつとしてみてはいかがでしょうか。
ただし利用の際は相続税がかかるため、相続人同士でのトラブルを未然に防止する対策を講じ、親子リレーローンの仕組みをしっかり理解したうえで利用することが大切です。
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