畳の部屋で、夏、大の字に寝転がっていると気持ち良いですよね。
畳でも「琉球畳」が今、人気です。
今回は、不動産購入時に、畳のある空間として琉球畳を検討する場合のメリット、デメリットをご紹介します。
不動産購入における琉球畳とは?
一般の畳はい草を原料としていますが、琉球畳とはカヤツリグサ科「七島い(しちとうい)」を原料とした、外枠に「へり」がついていない半畳サイズ(ほぼ正方形)の畳です。
七島いはもともと琉球地方で生産されていましたが、現在は大分県のみで生産されている貴重な原料です。
原料、縁の有無のほかに、一般の畳と違う点は、その質感です。
断面が丸いい草が原料の一般の畳はツルツル質感であるのに対し、断面が三角形の七島いが原料の琉球畳は、ざらざらとした手触りから経年で滑らかな質感に変化していきます。
最近では、七島いの生産量が減少し高価であるため、い草、和紙、化学繊維を原料として、琉球畳のようにへりがついていない半畳サイズの畳がでまわり、これらも含めて琉球畳と言われています。
不動産購入時に琉球畳を取り入れるメリットとは?
不動産購入で琉球畳を部屋に取り入れるメリットの1つに、琉球畳のデザイン性と豊富なカラーバリエーションがあります。
畳といえば和室というイメージが、豊富なカラーバリエーションによってフローリング空間の傍らにでも置き畳として設置すれば、おしゃれな空間になります。
正方形の形を活かして色目や折り目を違えて市松模様の床にするなど、自由な柄にすることができます。
また半畳サイズを活かし、小さなスペースでも畳空間を作ることができます。
七島いの琉球畳の耐久性は、一般のい草の畳の6倍ほどにもなり丈夫です。
不動産購入時に琉球畳を取り入れるデメリットとは?
では、デメリットはどうでしょう。
前述したように七島いの生産量は少なく希少価値であるため、七島いの琉球畳はたとえ半畳サイズでも価格が高いところです。
最近は七島い以外の琉球畳も人気ですがそれでも、半畳サイズがゆえに一般の畳よりも敷く枚数が増えて総額が高くなる傾向にあります。
七島いの琉球畳の耐久性は高いのですが、い草が原料の琉球畳の場合は耐久性が低く、痛みやすいのが現状です。
七島い以外の琉球畳で耐久性を追求したい場合は、い草ではなく、和紙や化学素材のものを選ぶと良いでしょう。
まとめ
七島いの琉球畳は希少価値が高く高価であるため、手が届きにくいかもしれません。
しかしそれ以外が原料の琉球畳は使い勝手がよく、部屋、空間をおしゃれに見せ、あるいは子ども部屋の床としても柔らかな素材を選べば、安全、安心です。
最近はメンテナンスの点からも、フローリングがメインの不動産が多いですが、畳の空間もほしいという場合にはおすすめです。
高価格がデメリットでも、半畳サイズを活かして小さな空間で和のテイスト、ぬくもりを周りの色と合わせて取り入れることができたら、おしゃれですね。
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