不動産購入を検討している方のなかには、購入する不動産に太陽光発電システムを設置しようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自宅で発電ができれば、電気代が浮くだけでなくさまざまなメリットがあります。
しかし、太陽光発電には同時にデメリットもあるのです。
今回は、太陽光発電のメリットとデメリットについて解説します。
不動産購入における太陽光発電のメリットとは?
太陽光発電システムを自宅に導入する最大のメリットは、電気代を節約できることです。
2021年以降、火力発電の原料である原油価格が高騰している影響から、電気料金は徐々に上がりつつあります。
しかし、自家発電ができれば電力会社から購入する電気量が減るため、電気代は安くなるのです。
また、電力会社からの電気代には再生可能エネルギー発電促進賦課金が含まれているため、購入する電気量が減るということは、この再生可能エネルギー発電促進賦課金も必然的に節約できるのです。
さらに、太陽光発電で得た電力のうち、使いきれなかった分に関しては「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」によって国が買い取ってくれるため、売電収入に繋がります。
このほか、蓄電池を備えていれば夜間や天気の悪い日などにも効率良く電気を使えます。
また、蓄電池さえあれば万が一災害による停電が発生したとしても安心です。
このほか、電気料金の安い夜間は電力会社から供給される電気を使い、日中は蓄電池に貯めておいた電気を使うなど、時間帯で使用する電力を使い分けられるというメリットもあります。
不動産購入における太陽光発電のデメリットとは?
太陽光発電のデメリットは、初期費用が高い点です。
設置にかかる費用は年々減少傾向ではありますが、それでも100万円を超える費用がかかります。
しかし、一方で売電価格も年々安くなりつつあるため、売電収入で初期費用を回収するには長期的な計画が必要です。
さらに、初期費用だけでなく、定期的な点検やメンテナンスにも費用がかかるという点もデメリットです。
また、発電量は天候に左右されるほか、日照時間の短い冬場は発電量が少なくなるという特徴があります。
このほか、太陽光パネルを設置することによって起こる近隣トラブルもデメリットのうちの1つです。
パネルの角度によっては、反射した光が隣家に当たって「眩しい」「熱い」という理由からトラブルに発展するケースがあります。
東京都における太陽光発電で、一年をとおしてもっとも日射量を多くするためには、真南の方位に向けておよそ30度の傾斜角度でパネルを設置する必要があります。
太陽の位置や高度の関係から、真南に向けたパネルの反射光は上空に向かうため、クレームになる可能性は低くなります。
しかし、方位や角度がずれていると上記のようなクレームの対象となるため、あらかじめ周囲に害がないかを確かめなければなりません。
まとめ
不動産に太陽光発電システムを導入することで、電気代が安くなることや災害に伴う停電で困らないといったメリットが得られます。
しかし、費用が大きいほか、近隣とトラブルになる可能性もあるため、注意が必要です。
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