マイホームと言えば、頭金と住宅ローンで購入するイメージがありますが、頭金なしでも購入可能なのでしょうか。
今回は、頭金なしで住宅ローンを組み、マイホームを購入するメリット・デメリットについて解説します。
マイホームを購入する際の頭金とは?
頭金とは、マイホームを購入する際に、最初に現金で支払う物件代金のことです。
住宅ローンを組む場合は、マイホームの代金から頭金を引いた金額を借り入れることになります。
頭金の金額に決まりはありませんが、2018年の「フラット35利用者調査」によると、物件代金の10%から20%くらいを頭金とする方が多いようです。
頭金は必ず支払わねばならないものではなく、頭金なしでも全額住宅ローンで支払うことでマイホームを購入できます。
頭金なしで住宅ローンを組むメリットについて
頭金なしでマイホームを買うのであれば、手元に資金がなくても、良い物件を見つけ次第購入できます。
また、頭金が貯まるまで購入を待つ必要がないため、頭金を支払う場合より早い時期にマイホームを購入できるでしょう。
マイホームの購入時期が早くなることで、その分家賃を支払う必要がありません。
購入時期が早い分、返済期間を長くとることができ、月々の返済額を抑えやすいこともメリットだと言えます。
定年前などの早い時期に返済を終了させて、老後に備えることも可能です。
さらに、マイホームの代金をすべて住宅ローンで借り入れることになるので、住宅ローン減税を最大限活用できます。
そのほか、頭金なしにして手元に現金を残すことで、想定外の出費に対応できるといったメリットもあります。
頭金なしで住宅ローンを組むデメリットについて
頭金なしで住宅ローンを組みマイホームを購入することは、メリットばかりではありません。
まず、頭金がないことで資産がないとみなされ、住宅ローン審査が厳しくなります。
マイホームの費用をすべて借り入れるため、総返済額が増え、返済期間も長くなるでしょう。
変動金利の場合、金利が上昇すると月々の返済額が増え、さらに負担が増してしまうかもしれません。
また、マイホームを売却することになった場合、売却価格では住宅ローンを完済できない可能性があります。
まとめ
頭金とは、マイホームを購入する際、最初に現金で支払う物件代金のことです。
頭金なしでマイホームは購入できますが、住宅ローンの審査が厳しくなり、返済額や返済期間の負担が大きくなるデメリットがあります。
その一方で、良い物件を見つけ次第購入できて家賃負担が減り、住宅ローン減税を最大限利用できることがメリットです。
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