不動産購入にあたり、取得する建物の造りや使われている素材を確認しておくことは大事です。
いずれも取得する物件の特徴に影響するため、希望に合う物件を手に入れるためにも建物の造りや使われている素材はよく確かめておきましょう。
今回は、建物に近年よく使われているサイディングの概要のほか、メリットとデメリットもご紹介します。
不動産購入前に知りたいサイディングの基本やメリットとは?
サイディングとは、建物の外壁として貼り付けられているパネル状の素材のことです。
窯業系サイディング・金属系サイディング・木材系サイディング・樹脂系サイディングの4種類があり、それぞれで特徴が異なります。
これらの外壁材は近年よく使われており、以前の主流だったモルタルはあまり見かけなくなっています。
サイディングが使われている場合、つなぎ目が見えないようにしっかりと隙間が埋められるため、複数のパネルを貼り合わせて外壁が造られていることは一見するとわかりません。
購入を検討している不動産にサイディングが使われているかどうかは、見た目だけではなく物件の資料なども参考にして判断すると良いでしょう。
サイディングの一般的なメリットは、物件価格が安くなることや工期を短縮できることです。
サイディングは外部の工場で大量生産できるため、建築現場で一から外壁を作るときに比べて手間がかからないのです。
また、近年ではさまざまなデザインのパネルも登場しており、見栄えの良い建物を造りたいときにもサイディングは役立ちます。
ただし、前述したサイディングの種類によってもメリットは多少異なるのでご注意ください。
不動産購入前に知りたいサイディングのデメリットとは?
サイディングの一般的なデメリットは、定期的なメンテナンスが求められることです。
見た目ではわからなくとも実際には複数のパネルを組み合わせて外壁を造っている関係で、切断面からどうしても劣化が進みます。
また、隙間が見えないように間を埋めているコーキングが先に劣化することも少なくありません。
定期的にメンテナンスを実施しないと、外壁全体の傷みが進んで想定よりも早くにリフォームが必要になる恐れがあります。
必要なメンテナンスは一般的に個人でおこなえるものではないため、手入れを実施するたびに出費も発生します。
このようなメンテナンスのコストがとくにかかりやすいのは窯業系サイディングですが、そのほかの種類でも定期的な出費は避けられません。
それぞれのサイディングにおいて必要なメンテナンスの内容・費用・頻度などは、事前によくお確かめください。
まとめ
サイディングは建物の表面に貼り付ける外壁材のことであり、近年よく使われています。
建築にかかるコストを削減できるメリットがありますが、外壁のメンテナンスが定期的に必要になるデメリットもあります。
それぞれのことを事前に確認しておくと、不動産購入にあたっての不安が減ることでしょう。
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