不動産を購入すると固定資産税を支払う必要があります。
しかし、固定資産税を初めて支払う方などは「いつまでに誰が支払う必要がある?」という疑問を持っている方が少なくありません。
そこで、この記事では固定資産税とはなにか、不動産売買に与える影響、計算方法について解説します。
不動産の購入を検討している方はこの記事を参考にしてみてください。
不動産購入で支払う必要のある固定資産税とは
固定資産税とは、1月1日時点で土地や建物、償却資産などの固定資産を所有している方に対して課税される税金のことです。
所有している固定資産がある住所の市区町村に納税する必要があります。
不動産売却の際は売主買主双方の同意のうえで日割にして精算する場合が多いです。
たとえば、11月1日に不動産を売却した場合は、11月1日から12月31日の固定資産税を買主が負担するイメージになります。
このように不動産を売却した年は固定資産税の一部を支払う必要があることを覚えておきましょう。
不動産購入時に固定資産税はいくらかかる?
固定資産税がいくらかかるのかを把握するためには、計算方法を理解しておく必要があります。
固定資産税計算法は以下のとおりです。
●土地の固定資産税=「課税標準額」×1.4%(標準税率)
●建物の固定資産税=「固定資産税評価額」×1.4%(標準税率)
●土地の固定資産税+建物の固定資産税
なお、標準税率は自治体によって1.5%や1.6%になるケースがあるため、売却する物件がある住所の自治体に確認するようにしてください。
また、固定資産税評価額は、土地の公的価格や建物の時価により算出され、3年ごとに見直されることも覚えておきましょう。
不動産購入後の固定資産税を納付する時期はいつ?
固定資産税をいつ支払うかは自治体によって異なります。
ただ、多くの自治体では「6月、9月、12月、翌2月」の4回に分割して支払う形となっています。
また、1回で全額支払う方法を選ぶこともできます。
なお、具体的な納付期限については4〜6月ごろに納税対象者に届く納税通知書と振込用紙に記載されているので、必ず確認するようにしましょう。
また、納税通知書には、納付金額や固定資産税評価額が載っているので、計算するのが手間という方はそちらを確認してください。
まとめ
不動産を購入すると固定資産税を売主と日割で負担する必要があります。
そのため、いくら支払う必要があるのかを事前に売主に確認しておくことが重要です。
また、一括や4分割の支払い方法を選べるので、とくに分割にする場合は納付期限がいつまでなのかを把握して支払いを忘れないようにしましょう。
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