不動産にはさまざまな建物構造があり、木造や鉄筋コンクリートといった種類があります。
なかでも鉄筋コンクリートは防音性が高く、耐震・耐火性も高いため人気の建物構造です。
今回は、鉄筋コンクリート造の建物構造のメリット・デメリットについてご紹介します。
鉄筋コンクリート造の建物構造!メリット
鉄筋コンクリート造は、ほかの建物構造と比較すると、遮音性や気密性、デザイン性が優れているというメリットがあります。
コンクリートは隙間が少ないため、室内の音が外部に漏れることがなく、ほかの部屋の生活音があまり気になりません。
また、気密性も高いため暖房で暖めた室内の空気を逃がさず、温度を保てます。
コンクリートの面を活かしてデザイン性の高い室内を演出することも可能です。
地震が多い日本では耐震性が建物構造で重要になるポイントですが、鉄筋コンクリート造は耐震性も高く、大きな地震に耐えられます。
火事が起こった際にも、コンクリートは燃えにくいため、避難時間の確保ができます。
鉄筋コンクリート造の建物構造!デメリット
鉄筋コンクリート造は、ほかの建物構造と比較すると、建設費用が高額になるため、家賃が高くなるというデメリットがあります。
また、コンクリートや鉄筋の重さから建設場所が制限されたり、建設前に地盤工事が必要になる場合もあります。
コンクリートは気密性が高いというメリットがありますが、湿度が溜まりやすくなるため、結露やカビに注意が必要です。
また、コンクリートや鉄は電波を通しにくいという特性から、モバイルWi-Fiの電波が入りにくいのもデメリットです。
鉄筋コンクリート造でも、隣接する壁によって防音効果が低い可能性もあります。
防音性を重視する場合には、事前に確かめておくと良いでしょう。
鉄筋コンクリート造の建物構造!おすすめの方
鉄筋コンクリート造は、音が気になる方にはおすすめの建物構造です。
子どもの遊ぶ音が気になったり、寝るときに音が気になってしまうという場合は、遮音性の高い鉄筋コンクリート造がおすすめです。
また、耐震性や耐火性に優れているという点から、安全性にこだわりたい方にもおすすめです。
建築コストが高いため、鉄筋コンクリート造の不動産は家賃や購入価格が高くなってしまうため、費用を抑えたい場合には、不向きの構造です。
そのため、経済的に余裕がある方にはおすすめです。
まとめ
鉄筋コンクリート造の建物構造のメリット・デメリットについてご紹介しました。
遮音性や気密性などが高いといったメリットがありますが、湿気が溜まりやすいことや、壁の構造によっては遮音性が低くなってしまうというデメリットもあります。
重要なポイントを決めて物件を探してみると良いでしょう。
私たちサクセスホームは、お客様が「成功」を掴むために全力でサポートいたします。
さまざまなご相談に対応いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓