日本に永住権がない外国の方でも日本にマイホームの購入を希望する方もいるでしょう。
今回は日本に永住権がない外国の方でも日本でマイホームの購入は可能か、対策も併せてご紹介します。
永住権がなくてもマイホームの購入は可能
日本に永住権がない外国の方でも住宅ローンを組んでマイホームを購入することはできます。
そもそも永住権とは、日本に正確な永住者とするものです。
永住権を取得すると就労制限が無くなったり、更新が楽になったりします。
永住権取得の条件は以下3つの条件を満たすことが最低ラインとされています。
●素行善良であること
●独立性系要件を満たしていること
●国益適合要件を満たしていること
日本で永住権を獲得するのはかなり難しとされており、永住権を得る前に住宅ローンを組んでマイホームの購入を検討する場合もあるでしょう。
初めにお伝えしたとおり、永住権なしの状態でも住宅ローンでマイホームの購入は可能です。
ただし、住宅ローンの審査はかなり厳しいものとなります。
理由としては住宅ローン審査は最後まで返済してくれるのかを判断するため、永住権なしの場合母国に帰られてしまえばローンの回収が難しくなるため審査がなかなかとおりません。
永住権なしでも住宅ローンの審査はとおる場合もありますが、永住権の有無はかなり重要です。
永住権なしでマイホームのローンを組むための対策
永住権なしの状態で住宅ローンを少しでもとおしやすくするための対策は主に3つあります。
母国に本店のある金融機関で住宅ローンを組む
アメリカ人が日本で住宅ローンを組む場合、アメリカに本店があって日本に支店がある金融機関で住宅ローンを組む方法です。
もし住宅ローンを残して母国に帰国しても追跡が可能なため審査がとおる確率は高いです。
配偶者に連帯保証人になってもらいローンを組む
配偶者が日本人であり、住宅ローンの審査がとおるほどの収入がある前提ではありますが、連帯保証人になってもらうことでローンが少しとおりやすくなります。
この場合、配偶者が日本人ではなくても日本の永住権を持っていれば十分ローン審査の対策になります。
頭金を多く払う
住宅を購入する際の頭金を多く支払うことで、収入が安定していることや事前にしっかりと用意していたことの証明にもなるため審査はとおりやすくなります。
頭金を多く支払っておくとその後の返済金額も減るため月々の返済も楽です。
まとめ
今回は日本に永住権がない外国の方でも日本でマイホームの購入は可能か、対策も併せてご紹介しました。
永住権なしの状態でも住宅ローンを組んでマイホームの購入は可能です。
しかし、住宅ローンの審査はかなり厳しいので今回ご紹介したような対策をおこなう必要があります。
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