一昔前までは、マイホームは一生ものだという考え方が多くありましたが、今ではライフスタイルの変化にあわせて住み替える方も増えています。
その際に心配になるのが資金計画ではないでしょうか。
この記事では、スムーズな住み替えのためにはどんな資金計画を立てれば良いか、そのポイントや注意点をご紹介します。
住み替えの資金計画で確認すべきこと
住み替えは新たに住宅を購入する場合とは異なり、今の住まいが元手となるため、その売却価格が重要となります。
単純に言ってしまえば、売却価格が住み替える家の価格よりも上回れば、購入資金の心配はしなくても良いわけです。
しかし実際にはそう簡単にはいかないものですので、以下の3点は必ず確認しておきましょう。
●住宅ローンの残債
●想定される売却価格
●住み替えに使える自己資金
売却時には必ず住宅ローンを完済しなければなりません。
そのため、住宅ローンの残債がいくらなのかを必ず確認しておきましょう。
また、売却価格は次の物件の購入に充てられる額がどの程度になるのかの目安にもなります。
売却価格が低い場合など、ローン返済に足りないときに自己資金が必要になります。
事前にこのような項目を把握しておくことで、いざというときに焦らずに済むように心の準備をしておきましょう。
資金計画のポイント
次に資金計画を立てる場合のポイントをご紹介します。
住宅ローンの返済額
長く返済していくものですので、現時点ではなく将来を考えて返済計画を立てましょう。
今の世の中では将来的に収入が増えるとは言い切れません。
万一のことも織り込んで検討されることをおすすめします。
購入資金の返済期間と返済額
住宅ローンの融資を受けても、返済の期間や額を上限まで設定することはおすすめしません。
先ほどと同様で将来のことを考え、困る事態に陥らないように注意しましょう。
生活予備費を残しておく
人生はいつ何が起きるかわかりません。
たとえば事故に遭い、しばらく仕事を休まなければならない事態に陥る可能性もあります。
そのようなときに困らないよう、予備費を残しておきましょう。
住み替えのパターン別!資金計画の注意点
住み替えは先に新しい家を購入する「買い先行」と、先に売却を進める「売り先行」がありますが、それぞれ注意点が異なります。
買い先行の場合は、新しい家とこれまでの家の両方のローンを返済しなければならない可能性があります。
これが続くと生活費が圧迫されますので、あらかじめその点を織り込んでおくようにしましょう。
売り先行の場合は、売却が決まってから退去するまでの期間に次の住まいを購入しなければなりません。
住み替え先の家に入居できるまでに期間があったり、住み替えする家が見つけられなかったりした場合は、仮住まいを見つける必要があります。
その分費用がふくれますので、注意しましょう。
まとめ
マイホームを住み替える際の資金計画についてポイントと注意点をご紹介しました。
住み替えは新たな転機となる良い機会ですが、綿密な資金計画を立てることが重要です。
歳をとったときに笑顔で生活できるよう、将来を見据えて、無理のない計画を立てるようにしましょう。
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