リノベーションによる古民家の再生に取り組んでみたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、リノベーションで古民家を再生する魅力をご紹介します。
リノベーションにかかる費用や活用できる補助金の情報もお伝えするので、物件の購入後に挑戦したい方はぜひお読みください。
リノベーションによる古民家の再生は魅力もアップする?
リノベーションによる再生は、古民家の持つ味わいを引き出しながら、独特の雰囲気を作り出せる点が魅力です。
柱や天井の梁に使用している古材は原木に近く、現代の建築には作り出せない風合いがあり、年月の重みを醸し出しています。
そのうえ、土壁や土間など日本古来の建築技術の結晶である古民家は、度重なる自然災害を乗り越えてきた強度も見逃せません。
また、築年数が経過していることにより、取得しても固定資産税の納税額は新築を建てるよりも抑えられるでしょう。
古民家をリノベーションしたい!費用の相場を実例から探る
実際にリノベーションした実例から、費用の相場を探っておくと、資金計画の立案に役立ちます。
築130年の物件を現代風にアレンジした事例では、410万円でトイレの水洗化工事も実施しました。
減築した事例では、築200年の物件に大胆な間取り変更をおこない、吹き抜けを造るなどしたことから、3,300万円かかっています。
費用相場は20坪で1,400万円、60坪になると4,000万円程度が目安ですが、家の劣化状況が物件ごとに異なるため、相場を単純に当てはめることはできません。
そのうえ、多くの物件が断熱や耐震性能の基準を満たしていないため、補強工事だけで150~200万円は必要です。
リノベーションで古民家を再生するための補助金をご紹介
国や自治体による補助金を活用すると、リノベーションにかかる費用が少なくなります。
古民家再生工事に対する補助金は、築50年くらいの物件から利用できます。
また、古民家に欠かせない耐震補強工事に対しては、耐震診断から利用できるタイプもあるため、積極的に活用しましょう。
省エネ化工事は、太陽光発電装置の設置の他、給湯器を省エネタイプに変更するなどが対象です。
室内の段差をなくす、手すりの取り付けなどのバリアフリー化は、高齢者向けの住宅改修支援制度が利用しやすくなっています。
自治体や補助金制度により、申請方法や利用条件が異なるため、工事を始める前に確認しましょう。
まとめ
リノベーションにより古民家を再生する魅力は、独特の雰囲気を現代によみがえらせることです。
築年数が経過していることから固定資産税の負担は少ないですが、耐震補強工事などの費用はかかります。
国や自治体の補助金を活用すると負担の軽減につながるため、施工する前に問い合わせてみましょう。
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